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さて、今回の新作は、ファミ通文庫出版のライトノベル「鋼鉄の白兔騎士団」より、主人公ガブリエラの甲冑です。
本作は、架空の中世ファンタジー世界の女性ばかりの騎士団が、策略や武力でさまざまな危機を乗り越える物語です。詳しくは本編を読んでみてください。
登場人物が多い上に名前も複雑なのでキャラクターが把握しづらかったり、物語や劇中の事件自体はシリアスなのにキャラクターに緊迫感がなかったり(特に最新刊にいくほど、その傾向が高いような・・・)と、いろいろ気になる点は多いですが、登場人物が女性ばかりで華やかな上、何より挿絵が美麗&エロいので、是非お手にとって見てください。現在全6巻が出版されています。(個人的には2巻と3巻がオススメです)。
さて、今回この作品に取り組んだ動機ですが、私自身が挿絵を担当されている伊藤ベン先生のファンなんですよ。その一言に尽きます。
伊藤先生自身もご自分のHP(http://www5f.biglobe.ne.jp/~bwo/)をお持ちですので、よろしければそちらもお寄りいただければと思います。


設計・製作は、第一巻表紙の鎧を基準に行いました。
さて、劇中の設定では、本鎧は対魔術防御性能を有する白銀製ということなので、インクジェットプリンタ用の銀色デコレーションカード紙を使用しました。その上で、金色部分は黄色/山吹色で印刷しております。
金色部分は、金の光沢を意識して、黄色―白のグラデをかけているんですが、印刷してみるとほとんど分からないどころか、金色自体がいまいち目立たなかったので、濃い目の黄色/オレンジ色で印刷した方が良かったかもしれません。
また、通常は黒色の部品外形線も金色部分は黄土色や茶色等に変更し、黒線が目立たないようにしました。(おかげで、部品を切り抜く際に、境界線が不明瞭で大変でした)。
 
(部品数:約  個、部品シート:A5x3枚)
なお、鎧の飾り台は、そばにあった画用紙を使って、現物あわせで製作したものです。

また、オプションで、旧団長用かぶとも作りました。
といっても、羽飾りの部分が違うだけですが。
部品同士の接着は銀色面の接着となるので、ゴム系ボンドにしようと思いましたが、いつもの木工用ボンドで大丈夫でした(木工用ボンドのほうが、銀面にボンドが付着して乾いてしまっても、簡単に除去できるので、仕上がりもきれいになります)
 
ペパクラ界のモーターヘッド・マイスターである、どつぼさんのキットで金・銀シートを目にしたときから、いつかは使ってみたいと思ってたので、実現できて良かったです。実際作ってみると普通のプリントアウト紙の部品を組み立てるより楽しかったです。また、きらきら素材に腰や肩ベルトに使用している普通紙印刷の部品を折り混ぜると、とたんに金・銀素材が生えるようになるのも楽しいですね。
当初は、タカラ製のミクロマン対応サイズのものをたくさん作ってミクロマンレディーに着せ、「ひよこ小隊結成!」とかやりたかったんですが、ダウンサイズすると曲線部分の表現に限界があったり、細かな装飾を断念せざるをいなくなるため、当初の2倍の大きさで製作しました。おかげで、ちょうどリボルテック・フロイラインにマッチしそうなので、今発売中のレイをマネキンに設計を進めました。お陰でレイに着せることができます。(とはいえ、腰のベルトは、取り外し・取り付けの機構を設けないと、巻きつけることは出来ませんが)
ちなみに、腰のベルトに下がっている剣は抜くことができ、レイに持たせることが可能です。ただ、実際に持たせてみると、もう少し大きめに作っておけばよかったと思いました。 冠部分は、レイが実際に被れるように設計したため、胴体部分に比べると、妙に大きい王冠になってしまいました。
 
なお、本作例はC73にて伊藤先生に受け取っていただきましたので、手元にはありません。(でも、印刷枚数も多くないし、なにより製作自体も楽しいので、リボルテックNo.2の凛に合わせて、もう一着作ろうかとも考えています。
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