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ジャンプユニットはカラーイラストでわずかに見えるデザインを元に、インテークや機体への接続をデザインして製作しました。
なお、機体に記載のマーキングの内訳は下記のとおりです。
YA-10:現実のA-10試験機の形式No.
II-369:現実のA-10試験機の識別No
MARINES:設定上A-10は米軍・海兵隊所属であり、現実の海兵隊機での記述から
コンテストでは、格納庫から自足歩行で滑走路に出てきたF-4/YA-10が飛行試験直前の最終整備されている状態を想定したジオラマに仕立てて出展しました。(本ジオラマのレイアウトについては、政府開発援助第二分室 室長にアドバイスいただきました。これまた、多謝です。)
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ベースは100円ショップで見つけた写真立てに、滑走路を印刷したシートを敷き、F-4/YA-10周囲には、以前に作った高所作業車や兵員輸送車を改造した電源車、整備中の作業員、前作タイフーンの付属武器である中隊支援砲を配置しております。
(写真はイベントでの展示状態です)
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高所作業車はジャンプユニットの側部パネル解放部に配置し、作業員が点検作業実施中の情景を表現。なお、高所作業車内での作業員をはじめ、各所に配置した作業員はTEメンバーやメカ本の整備兵少女のイラストを素材にして作りました。メンテナンスパネルには現実の戦闘機整備でも見受けられる「RELEASE BEFORE OPERATION」の赤札も配しました。
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戦術機の足元には、滑走路からの自足歩行の際に消費した電力の補充作業を表現すべく、電源車と接続コード、作業員を配置しました。
電源ケーブルはPC用の卓上小型スピーカのコードを流用。電源ケーブル周りの三角コーンは上質紙に印刷した自作品です。
電源ケーブルの接続先となる戦術機の脚部内側には紙で作った整備ハッチを接着、「RELEASE BEFORE OPERATION」の赤札も配しました。
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機体傍らに置いた中隊支援砲は前作タイフーンの装備武器をそのまま流用。ただし、支援砲自体は使用前ということで、銃口部には異物混入防止キャップと赤札を取り付けています。ちなみに、トリガー部分にあるであろう、戦術機とのインターフェイス端子(本体では左右の手のひらの部分)にも「RELEASE BEFORE OPERATION」の赤札も取り付けました。
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ジオラマタイトルとしては、機体名と試験内容(飛行試験)および実施日を盛り込んでおります。ちなみに、実施日の4/18はホビーラウンド3の開催日、1977年はメカ本で記載されている戦術機開発年表を参考に、Aー6の配備(1977年末)後でAー10配備(1978年末)前の次期を見越しての表記です。
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なお、本作については、コンテストにおいて栄えあるage賞を受賞し、表彰盾と副賞でF14Dを頂きました。おそれ多いことに、吉宗鋼紀先生直々に手渡しいただきました。ありがとうございました!
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