今回は、前回の作例として掲示したBETA少女のフォーマットを利用したキャラクターフィギュアバリエーションです。
サイズ的には、前回同様、ねんどろいどぷちサイズです。
それでは、個別に見ていきましょう。
まずは、これまでも立体化している、伊藤ベン先生挿絵のライトノベル「鋼鉄の白兎騎士団」より、主人公のガブリエラ・スンナです。小説はファミ通文庫から、外伝をふくめ全11冊が発行されており、この春先に第一部が完結しております。
 
 

作例はBETA少女の型紙を利用して、髪型や鎧、スカート類を新規設計しましたが、瞳をはじめ耳飾りや肘飾り、バックルなどは小説のカラー口絵をそのまま使用しています。
腰には長剣を装備しており、実際に鞘から抜いて、手に持たせることも出来ます。
髪の毛や鎧の色塗りなどはもう少し濃淡をつけるべきだったかと反省しております。
また、伊藤先生の絵柄を表現するには、頭部の展開図を再考する必要があるかとも反省しております。


なお、本作例は2010年夏コミにて、伊藤先生に受け取っていただきました。
伊藤先生、お忙しい中、対応いただきありがとうございました。
さて、次は同じくライトノベルで、川原礫著、「ソードアートオンライン」より、主人公カップル、キリトとアスナです。 作品自体は電撃文庫より現在5巻まで発行されています。この作品はオンラインゲームをテーマにしていることから、2巻ごとにそのゲーム自体の世界観が変わるので、主要キャラデザインも変わっていくわけですが、今回は1,2巻のデザインに取り組みました。 こちらも伊藤先生同様、挿絵を描くabec先生のイラストに惹かれての立体化です。
作例は基本的にガブリエラと同じく、BETA少女の型紙をベースに髪や服装を個別に設計、瞳や武器などは作品のカラー絵やabec先生のホームページでの掲載画像を利用しています。 ただし、今回は絵柄的に鼻を立体的にしたかったので、頭部の型紙はBEAT少女と違ったものを用意しました。(そのかわり、組み立て方の難易度が高くなっています)
黒髪で黒いロングコートは、主人公の「黒の剣士」こと、キリトです。
劇中では、特殊スキルの二刀流を駆使して戦うということで、作例でも背中に片手剣を二本装備した姿を再現しました。
abec氏の絵を拡大・縮小して調整した剣は鞘から抜いて両手に装備させることもできます。
栗色の髪に白い鎧がヒロイン・アスナなのです。設計に際してはアスナに力が入ってしまいました。
キリトと同様、abec氏の絵を拡大・縮小して調整した剣は鞘から抜いて手に持たせることが出来ます。
なお、本作例も2010年夏コミにて、abec先生に受け取っていただきました。abec先生、お忙しい中、対応いただきありがとうございました。
 
今後とも、このアプローチでいろんなキャラの立体に挑みたいと考えています。
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