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今回の作例も、マブラヴシリーズの戦術機より、MiG-25スピオトフォズです。
本機は2012年の冬コミにてアージュさんより販売された冊子、「マブラヴオルタネイティブ-LD7」にて公開された機体のひとつで、当サークルにとっては始めてのソ連機になります。設計は、前述の冊子内に掲載された線画をもとに、分からない部分は独自にデザインして行いました。
本機は、ソ連がF-15ストライクイーグルを鹵獲し、それを元に設計した機体ですが、F-15のような性能が出せず、結果的にハイブ破壊のために特攻させる有人ミサイルのような運用になったという不遇な設定があります。
機体のカラーリングについては、マブラヴWikipediaで掲載されたカラーイラストを参考にしました。
背面やジャンプユニットに関しては、いつものごとく資料が無いので、新規デザインです。
設定上もそうですが、デザイン面でもF-15ストライクイーグルがベースになっているため、脛などはF-15のままだったりします。なので、設定画にない部分はF-15を参考にデザインしました。ただし、背面についてはMiG社製ということでMiG-27のデザインを踏襲しています。
ジャンプユニットは、今回も友人のハリボテ再考プロジェクト・仲本氏の手によるもので、現実のMiG-25のシルエットを参考にデザインしてもらいました。
ちなみに、肩の「31」ですが、1976年にソ連軍パイロットが日本に亡命したときに乗って来たMiG-25の機体番号から取っています。(MiGー31とは関係ありませんので、念のため)
作例のサイズですが、設定上は他の戦術機に対して1.2倍ということなので、大きめにしています。ただ、1.2倍という設定を全高寸法で採用すると戦術機と海神くらいのサイズ差になるため、「体積的に1.2倍」という解釈で、寸法的には1.07倍を想定して設計しました。(ただ、出来上がってみると、全高的に1.2倍相当の大きさになってしまいました)
今回も手首、肘、肩、腰、股関節、膝、足首が可動します。
(部品数:約400個、シート:A4x8枚)
武装は、ソ連軍機用銃器 A-97突撃砲に加え、「特攻機」という設定から、機体各所に装備する核ミサイルも作成しました。
銃器については背面にマウントできる武器ラックに取り付けることが出来ます。なお、武器ラックのデザインはF-5のものをアレンジしています。
核ミサイル形状については、ソ連製ミサイル「R-33S」のデザインを基に製作。
カラーリングはオレンジ色を主体したものを採用しています。 今回の作例では、背部ガンマウントに1本づつ、ジャンプユニット翼下部に1本づつの計4本を搭載しました。
(ホントは更に子翼が生えていたりするのですが今回はオミット、シルエットを似せるだけとなっております)
また、今回も管制ユニットの前後開放ギミックを実装しました。
もちろん、開放ギミックなどは独自の解釈に基づいています。


 
細かい部分が見たい方は、下のサムネイルをクリックください。
 
なお、機体各所には衛士たちの意気込みをロシア語で記載してみました。
胸部左右:われらに勝利を!
ミサイル:侵略者に敗北を!
ジャンプユニット翼:ソ連のために!
ロシア語のフォントがないので、アルファベットを逆転・反転させたりして書いております。ソ連独特の執念が幾ばくかでも表現できたかなと思っています。
本機は2013.4.14に開催されたホビーラウンド9で展示いたしました。
その際には、本機がA3で販売されたことをイメージしたパッケージも作成して掲示いたしました。展示用の台もいつもイベントでボークスさん提供品の展示に使用しているものを意識して準備しましたので、「おぉ、A3で新製品が!」と思われた方もいらっしゃったようです。
加えて、今回もテックジャイアンさんに取材いただいたので、イベント紹介ページの一角に掲載されるかもしれません。
また、2013年夏コミでは、今回のMiG-25に加えMiG-31にも改造可能なコンパチキットにして販売する予定です(コミケに当選すればの話ですが)。
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