越しいただきましてありがとうございます。 今回は、これまでの戦術機シリーズからガラッと変わって、プラレス3四郎から、劇中で活躍するプラレスラー「リキオー」です。 作例の説明に入る前に、まず出展元である「プラレス3四郎」について簡単に説明します。 本作は1982年から1985年まで週間少年チャンピオンで連載された漫画作品です。マイコンで制御するホビーロボット(プラレスラー)を使った格闘競技「プラレス」の世界で、主人公の素形3四郎と自身の所有するプラレスラー・柔王丸との活躍を描いた作品です。主人公メカの柔王丸とヒロインの操る桜姫はfigmaで発売されていたりします。 作例のリキオーは、主人公のライバル&親友である成田シノグ所有のプラレスラーになります。
プラレスラーの作中設定は1/6スケール(約30cm)ですので、本作もそれに合わせています。 カラーリングについては、コミックス表紙などから察するに光沢または半光沢のシルバーと見受けられることから、やや明るいグレイをグラデーションさせています。 機体各所にはプリント配線を思わせる意匠が施されており、漫画ではコマごとに細部が違っていたりします。作例では代表的な図案を取り込み、それをなぞって作図しています。 ちなみに、本作品はアニメ化もされており、一部のプラレスラーはバンダイからプラモデルが発売されましたが、アニメ版のプラレスラーは漫画とはまったく異なるデザインです
可動部は、首、肩、肘、手首、指、腹、股間、膝、足首となります。特に今回は、腹部は左右回転以外に前後方向にも可動できる構造にし、お辞儀や胸張りスタイルもできるようにしました。
頭部というか、顔部分ですが、漫画ではプラレスラーを操るオーナーの心情を表現するため、あたかも人間のように表情を変化させますが、実際は無表情なフィギュア顔(凹凸のみ、瞳やまつげなどのない状態)とのことから、本作例では、それを再現しました。
ただ、フィギュアでは細やかな目元のへこみまで表現できるのに対し、ペーパークラフトではそこまでの表現ができず、まるでのっぺらぼうのようになってしまいました。
手については、ゲッターロボやマジンガーZのように丸みを帯びたシルエットですが、作例ではそこまでの表現ができず、角ばったシルエットの握り手(無可動)になっています。
腹部のベルトですが、設定上は中央のバックル部分には試合中にプラレスラーが危険行為を行った場合の、強制停止信号受信装置になっています。デザイン的には受信用メカがクリアパーツの奥に見えている感じでしたが、今回は黄色のグラデーションのみの表現にとどまっています。本部品は実際にベルト状になっていて、腹部可動に必要な間接可動のためのクリアランスを隠すようにしています。
各部詳細やポージングさせてみた写真を以下に掲載します。














どつぼ様設計のエル・ウラカンとの絡みもそのうち掲載したいと思います。
そういえば、WF2013冬では、figmaにてエル・ウラカンが発表された模様ですが、いずれリキオーも出てくるかもしれませんね。
さて、次回の更新もプラレスラーを予定しています。完成までもう少しかかりそうですが、程なく公開できるかと思います。
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