今回の更新は久しぶりのSDフィギュアです。
2015年10月から一期が放送、2016年4月から、二期が放送開始したTVアニメ、コンクリート・レボルティオより、主役4人です。
作品の内容としては、昭和に活躍した特撮やアニメのヒーロー達が実在したら、彼らは国家の中でどのように扱われるかを通じて、正義とは何か、ヒーローとは何かをテーマにした作品です。なので、昔見た特撮やアニメのヒーローを思わせるキャラが山ほど出てきます。監督は水島清二氏、脚本・原作が會川昇氏で、2015年10月〜12月に第一期が、2016年4月から第二期が放送開始されています。
詳しくは、公式ホームページを見てください。
それでは作例の紹介です。
まずは、主人公の人吉爾郎の1期Verです。
超人たちには自由に正義の活動をさせたいという純粋な行動理念を持ったキャラクターで、その身に、強大な力を秘めています。これを更新する時期では名言はされていませんが、昭和、というか日本の代表的なキャラクターで、ハリウッド映画や野球選手のあだ名にもなったあのキャラクターの力を宿している模様です。
内包した力が暴走した場合、炎を全身から放出したりするので、それをイメージして左手にクリアシートで作った炎を表現してみました。
劇中ではその力の描写として、怪獣のような炎をまとうことがあり、背景もそれを意識したデザインにしました。シルエットは1期最終回でのシルエットを参考にしつつ、元ネタとなった怪獣をイメージしながら作りました。(ただ、これを見た友人からは、「手のあたりはそうかもだが、全体としてはシーゴラスだ」と言われてしまいましたが(笑))
次はメインヒロインとなる魔女っ娘、星野輝子の魔女っ娘スタイルVer.です。
その名の通り、魔女っ娘で怪獣とも闘ったりしますが、肉弾・攻撃魔法専門のプリキュアというより、間接作用や搦め手として魔法を使用するサリーちゃんタイプです。魔法使用時には「メテオテール」の掛け声とともに、同名の杖を振るわけですが、作例ではそのシーンを、その際の効果(色とりどりのひし形が現れる)とともに再現しています。
右手でかざしているのが魔法のステッキ「メテオテール」ですが、ボンボリ内部に緑色のクリスタルが入っているデザインなので、作例ではユニコーンガンダムのグリーンサイコフレーム部品のランナーから削り出して製作、周りのボンボリや先っぽの星飾りは100均で入手した金の用紙を使いましたが、何分にも指先サイズの代物なので非常に苦労しました。
3つ目はなんにでも変身できる「オバケ」の風郎太です。外見は金髪の男の子なので、表情を含め、SD化には一番相性がよいです。
ただ、もみあげ部分がどうしてもうまくまとまらなかったので、割愛してしまいました。
ベースに関しては、劇中でこんなおめでたいシーンはないのですが、風郎太の明るいキャラクターから、ハッピークラッカーを連想してこうなりました。作例では、これまた100均で購入した紙テープを丸めたり、よじったりしてデコレーションを製作し、そこにラメの星などを散らしています。
これまでいろいろなキャラのSDフィギュアを作りましたが、ちゃんと靴を履いているのは初めてです。
というか、バランス的にあまりデフォルメ感がないですね。
最後は、もう一人のメインヒロインである鬼野笑美。姿かたちは普通の美女ですが、実は妖怪一族のお姫様で、劇中ではいろんな妖怪たちの力を使って活躍します。
今回の作例では、劇中で出てきた妖怪のうち、管キツネとがしゃどくろをクリアシートで製作し、ベースにあしらっています。管キツネは一期3話での劇中シーンを取り込んでCAD上でトレース、がしゃどくろは鳥取県・水木しげるロードにあるブロンズ像写真を使っています。
ただ、管キツネは色が薄く見えにくく、がしゃどくろは少し小さ目なうえ、笑美を覗きこむストーカのようになってしまいました。

なお、本フィギュアですが、これまでのSDフュギュアと違い、フェイス部分を別パーツにし、フェイスの付け替えが可能な構造にしました。今回はその基部となる頭部部品の顔側面に、各キャラの中の人の写真を張り付けてみました。

ただ、デフォルメした分、実際の人物の目・鼻・口の配置バランスのままでは、目の部分が前髪に隠れたり、あごの部分が頭部部品から飛び出たりしますので、実際の写真の縦方向を縮めたりしました。(それでも、前髪に隠れてしまったりしていますが)
さて、それぞれのフィギュアですが、2016年4月17日に神奈川県民ホールで開催された同作品イベント「神化超人フェス」にてプレゼントとして持参しました。 それぞれ中の人のお手元に届いて、喜んでいただけていたらうれいいのですが。
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