今回は、アクセルワールドに登場するアバター、スカーレット・レインの強化外装、ムーバル・フォートレス、その車両形態“ドレッドノート”です。
元々、ムーバル・フォートレスは、TV版では要塞型の“インビジブル”として登場していましたが、本車両形態は、劇場版「Infinite burst」で登場した新規デザインです。
なお、劇場版の要塞型も、いかつい箱でしかなかったTV版から、格段にかっこいい新規デザインになっていました。
劇場版のムーバル・フォートレスは要塞形態から車両形態するわけですが、私がこの手の変形メカを製作する場合には、変形ギミックも反映させるのを基本ポリシーとしています。
ただ、今回は要塞形態が好みではなかったこと、劇中では車両形態の活躍がかっこよかったことから、チョロQで走らせる出来るギミックを搭載することにしました。
使用するチョロQは、ドレッドノートに入れた場合の固定が簡単になるよう、シルエットがシンプルなバス(小田急バス)を選定し、その大きさに合わせての設計となりました。
基本的には、チョロQにドレッドノートの外装を被せる構造です。ドレッドノートは大まかには前後に大きな箱を繋げたようなデザインで、駆動源となるチョロQは車両前部に入っている構造となっています。
これまでの作例では、白地の紙への印刷で作っていましたが、今回は車体のカラーリングが、ほぼ赤一色ということもあったので、一般的なペーパークラフトのように、赤の色画用紙に印刷し、機体各所の青い発行部位は、青の画用紙を張り付けたり、穴をあけて裏張りするという方法で、再現しています。
とはいえ、車体のあちこちにある細かい発光部までは再現しきれていません。
ドレッドノートのシルエット自体はシンプルですが、モールドはかなり細かいうえ、細々とした段差もあります。その中でも、特に目立つ車体後部コンテナ上面の段差は再現を試みて、部分張りによって段差を表現してみましたが、色画用紙自体が薄いので、イマイチ望むほど段差が出ませんでした。
外装は紙なので重さ的にも摩擦的にもチョロQの走行を邪魔しないと思いきや、紙の外装面が駆動輪に触れているだけで、タイヤの回転の妨げられ、うまく走りませんでした。
そこで、紙の外装面がチョロQに触れないように、チョロQ外面にスポンジ材製のスペーサを貼り付けました。これにより、良好な走行が得られた上に、プルバックさせる時の保持が簡単になりました。
個人的に気に入っているのは、車体前部中央のインテークっぽい個所です。当初は印刷で格子を表現するだけでしたが、のっぺりしてたので、実際に格子を入れ込み。立体物としての情報量を増やすことが出来ました。(ただ、映画を見返すと格子内が青く光ってるので、その再現には適していませんが)
本来は2016年10月23日に開催されたコミティア118に持参して、川原先生に献上したかったのですが、思いのほか手間取り、イベントにも行けず終わってしまいました。
いずれ別の機会にお渡しできればと思います。
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