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 今回はPCゲームのマブラヴシリーズの戦術機では初の中国(劇中では統一中華戦線)製機体である殲撃20型(以降、J-20)です。
 本機は2015年冬コミでサークルIMOZOさん発行の同人誌「様オレ」の設定線画を参考に設計しました。
 カラーリングについては、冊子には線画のみの掲載だったため、実際のJ-20試作機を元に決めました。実際のJ-20試作機はガンメタやフラットイエローなどの機体があるようですが、今回は、その中でもダークブルーグレーを基本色とし、翼部分縁に指し色として黒をあしらいました。
 
 加えて、実機に書かれた国旗や機体番号も、機体各所に施しました。ちなみに、機体肩の国旗ですが、俗にいう八一旗になっています。(星の中の八一は小さすぎてつぶれてしまっていますが。)
 なお、今回の作例では、マーキングがあまりありません。これは、実際のJ-20はもちろん、中国軍戦闘機に関する資料が少なく、よく分からなかったためです
 今回の設定画にジャンプユニットは掲載されていたので、そちらはオリジナルデザインではありませんが、背面はF22などの他の第三世代機体をイメージした形状のオリジナルで、友人であるハリボテ再興プロジェクトの仲本氏によるデザインです。
 武器ラックや火器に関しての資料はありませんでしたが、基本的にはJ-10と同じものだろうとあたりを付けて、ガンマウントと銃器、長刀やブレードマウントなどは、発売されているA3のJ-10と同じものを作りました。
 作例のサイズはこれまでの戦術機シリーズに合わせました。一般的に第三世代機は小さ目なのですが、実際のJ-20もF-22などよりも大柄の機体であることから、第三世代戦術機にしては、少し大きめになってます。
 細かい部品が多くなったためか、他の機体が7枚程度であるのに対し、J-20は9枚になりました。
 今回も手首、肘、肩、腰、股関節、膝、足首が可動します。
(部品数:約450個、シート:A4x9枚)
 武装に関しては、前述したとおりJ-10と同じということで、銃器は82式戦術突撃砲、長刀は77式近接戦闘用長刀を作りました。
 ジャンプユニットは、設定画に従って立体化しました。翼端は黒ないしはダークグレーで縁取り、本体には指し色として赤いラインを入れました。  ノズル部分が乳白色なのは、本体背面をデザインしてくれた仲本氏のアイディアで実際の次世代戦闘機で見られるセラミックコーティングを表現しています。  また、いつものごとく、水平尾翼には緑と赤の翼端灯(実際のJ20に合わせて、翼端ではなく、翼表面の前より位置の表裏部)を表現しています。
 管制ユニットは機体胸部背面ハッチが引き出されて出てくる構造です。当然、このあたりの設定は無いので、オリジナルのギミックです。
 頭部は中国機特有の意匠である全方位センサーともいうべきデザインです。
 一応、センサー部分は透明パーツであることを意識して、グラデーションを掛けていますが、小さすぎてなんだかわからないですね。
なお、本機体はペーパークラフトキットとして、2017年夏開催のコミックマーケット92で販売します。
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